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新たな気づきを与えるレコメンド

〜 商品を欲しいと思わせるコツ


これまで弊社では600サイトに及ぶEC顧客体験診断を実施しておりレコメンドを実施しているECサイトは非常に多いが、レコメンドのバリエーションが少なく1-2種類程度がほとんどである。しかし、アパレルECは何種類もの工夫されたレコメンドがあり楽しく新たな気づきを提供してくれるECサイトが非常に多く是非参考にして頂きたい。




定番レコメンド

(1)Aを見た人はBも閲覧してます

(2)Aを購入した人はBも購入してます

(3)最近チェックした商品 (最近閲覧した商品)

(4)最近購入した商品


(1)と(2)はレコメンドエンジンの仕様によりPDCA検証できる範囲が大きく変わるため成果も大きく変わってくる。(3)と(4)は、地味ではあるが割とチェックしたいシーンが多く手堅い定番施策である。なお(4)は再購入ボタンを設置しCVRを向上させたい。



ひと工夫したレコメンド

(1) カテゴリー別レコメンド

(2) 再入荷商品       

(3) セール商品    

(4) 在庫僅少商品


ひと工夫したレコメンドが出来ているECサイトは非常に少ないが、ユーザーには購入への一押しとなりえる。但しより効果的なレコメンドにするために注意すべきポイントがある。(1)は商品詳細ページにて同カテゴリー商品として紹介したい。(2)〜(4)はユーザーのお気に入り登録商品に対してパーソナライズ表示されると更に効果的である。パーソナライズ表示するにはMAやWeb接客等のCRMツールの導入は不可欠となる。ユーザーは自分の欲しかったお気に入り商品が「再入荷」「値下げ」「在庫僅少」となった際、購入したい心理となり他のレコメンドと違いCVRも高い。


楽しめるレコメンド

(1)スタイリング(スタッフが試しに商品を使ってみて商品の魅力や使用感を伝える動画)

(2)急上昇ランキング(購入軸)

(3)急上昇ランキング(閲覧軸)

(4)オーダーライン > 今、この商品が売れました!

(5)人気ないアイテム > 掘り出しもの!


(1)はアパレルECでは定番施策となっておりスタイリングツールも最近は多くリリースされている。(2)〜(4)はショップのリアルタイムな状況が分かり新たな気づきを与える瞬間もある。(5)はなかなか売れない商品でも楽しめるレコメンド表現で売り切る施策となる。



このようにレコメンドは種類も豊富にあり、できるだけ多くのレコメンドをPDCA検証して貴社の商材と相性の良い売上に貢献するレコメンドを是非発見して頂きたい。

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