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配送情報の伝え方

〜 配送情報を購入へ繋げる 〜


ECサイトにて購入したい商品があり、最後に購入を決定するまでに決済や配送は非常に重要な要素であるが、今回「配送」に関する情報をどのようにして購入へ繋げていくかについて述べていきたい。



配送情報の伝え方として4つの観点から配送情報を購入へ繋げるポイントを解説する。


配送スピード

発注して1週間以内の着日となるECサイトは65%という調査結果(#)がある。また、競合サイトより早くお届けすることは差別化となるので、常時、競合ECサイトの配送着日は定点観測しておきたい。一般的な配送スピードと競合の状況を把握した上で自社の配送スピードの適性を見極めたい。


(#)

これまで弊社では600サイトに及ぶEC顧客体験診断を実施しており、配送スピードに関してはEC事業者の65%が1週間以内の着日という状況。



着日表示

商品詳細ページに着日を表示せずFAQに記載しているサイトが非常に多い購入したい商品があるユーザー(特に新規顧客)は、FAQページで着日を調べ購入決定しており優れた顧客体験とは言えない。システム構築のコストはかかるが、ユーザーの住所や商品サ イズに応じて着日を動的表示できればベターであるが、コストをかけずに全商品一律の着日を固定表示しているサイトもあるので、商品詳細ページにキチンと着日を記載するとユーザーの利便性は確実に高まり心地よい顧客体験へ改善される。


但し、着日があまりにも遅いケースでは着日表示することで購入率が低下するリスクもあるので、先ずは固定表示で検証したい。着日の相場は競合サイトをチェックしたり上記の「配送スピード」の調査結果をご参考にして頂きたい。



即日発送or翌日配送の注文期限表示

商品詳細ページにて即日発送or翌日発送するための注文期限を表示しているECサイトは非常に少ないが、アパレルや家電のECサイトでは注文期限を表示しているサイトが多いので是非参考にして頂きたい。


残り時間を動的にカウント表示し購入促進へ繋げているECサイトもあれば、コストをかけずに、午前8時、午後2時、午後16時など固定時間にしているケースも多い。



送料表示

EC利用ガイドFAQページにて送料を案内しているECサイトをよく見かけるが、購入判断をしているユーザーに送料確認のアクションをさせてしまうと離脱しかねないリスクもあり、以下のEC主要ページには送料を記載しできるだけ購入への阻害要因を排除したい。


Topページ & 商品詳細ページ 

 > いくら以上の購入で送料無料か?

商品詳細ページ

 > その商品の送料はいくらか?

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